JUNIPERUS


12月になりました
1年ぶりにモミの木や針葉樹の香りに癒されます。



写真の上、ユーカリグロボロスの実です。
ユーカリグロボロスとユーカリラディアタの精油は 呼吸器に働きかけます。
感染症、副鼻腔炎、花粉症の時期に活躍する精油です。
その下の小さな実は、ジュニパーベリー。そう、浄化のジュニパー。
ネイティブアメリカンが空間の浄化に使ってきました。
身体への働きは 体液の循環、余分なものを外に排出するという精油なので 
むくみなどに。普段精油を使っていますが、この季節は生徒さんと針葉樹系の植物を実際に手に取ることが出来て楽しいのです。
フレッシュなリースやスワッグを作ることは森の香りに癒され、お部屋の浄化や殺菌など よい効果がありますよ♡

芳香植物は 古くから医術、呪術、ミイラ作りなど歴史は古く様々な形で使われていました。
香水の語源、perfumeの語源は ラテン語の「煙を通して」という通り、
儀式ではミルラやフランキンセンスなどの樹脂を燃やして焚いて
その煙をとおして神に捧げることを「薫香」 と呼ばれていました。
それで今でも 精油を 「焚く」という言い方になるのです。
香りは神様と人を結ぶものとして 昔からとても大切にされてきたのです。

アロマテラピーは芳香療法と訳されます。
植物の香りの成分に限って使用される療法のことです。
アロマテラピーという言葉は1910年、フランス人の化学者が
研究室で ひどいやけどを負い、治療を行っても経過が悪く、
その傷にラベンダー精油を用いたところ 
驚くほどきれいに治癒した経験から精油を使った治療法を研究したことから始まりました。
フランスやベルギー、ドイツで今も医療の現場で精油が使われ
家庭でもメディカルアロマが盛んなのは この流れからです。
残念ながら 日本では精油は雑貨扱い。なので 正しい精油が必要です。
最近は アロマオイルと呼ばれる 合成香料も出回っています。

感染症が 流行ってきました。インフルエンザも出てきましたね。
自然療法は 医療と並行してできる 優しい手当です。
緑の薬箱 感染症のクラスを 12月から3月まで 開催しています。
どうぞ お問い合わせくださいね。