ROSE LESSON #1

北海道も バラの葉が茂りだし、わくわくする季節になってきました♡
毎年ですが 春に購入された大苗の植え込みは
地温のあがる5月の中旬以降をおススメしています。
また、この頃になると 3月に
ポット植えした苗も十分に根が回って安心だからです。


さてこの時期、葉がワサワサしてきて枝が
込み合ってきていませんか?
この時期に 多く聞かれる質問が 芽かきです。
小さな芽がたくさん出ていたり 同じ場所から2つ3つ出ちゃっていたり
内側に入って交差している部分を 取り除く作業です。

例えばこちらの写真
 同じ場所から 左右に向かって2つ出ているのがわかりますか?



この場合、2つに栄養が分散されるので 
そのままにしておくと2本とも 細い枝のまま成長し
その先に咲くお花も 小さくてひ弱な花になってしまいます。
この場合は 樹形をみて
内側に伸びている方だけ 取ってしまいます。

 
手で簡単にとれますよ




1本になってスッキリ。この枝だけに養分が集中するので
太い枝に大きな花が咲くようになります。

バラが元気に育つためには
日当たり と 風通し、水はけがよく肥料を保つ
ふかふかのお布団のような 土壌が必要です。

交差したり、内側で込み合っている枝をすかしてあげて
風通しよくしてあげることで 病気の予防にもなります。
風通しが悪いと 蒸れて ハダニやうどん粉が発生しやすくなるからです。

枝をたくさん残しておいても 養分が分散され 細い枝に
小さな花が咲くだけなので
いらない芽をとってあげましょう。
株を立派にすることと 風通しをよくして病気の予防となり一石二鳥なのが
この 芽かき作業です。
どうしても 必要というわけではないけれど
時間があれば 見てあげると 見違えるようになりますよ

北海道は もうそろそろ アブラムシが発生する頃ですね
早めに予防してあげるとよいですよ♡


FAVEUR  haru